空を這う

天を仰げば果てしなく地を見下ろせば万物の小ささを悟る

僕がe-sportsのオリンピック種目導入に反対の理由

こんにちは、ぼくです。

 

昨日のレイトショーにペンギンハイウェイを観に行きました。おもしろかったです。感想は次の記事にでも書こうと思います。

 

今日はなんとなしにe-sportsについて思考を巡らせてたのでそれについて書いてみたいと思います。珍しく真面目な話です

 

まず第一に、私はe-sportsのオリンピック種目導入に反対です。

実際に反対してる人の声とか賛成の意見は詳しくはわかりませんが、僕としての意見を述べていきたいと思います。

 

1.そもそもオリンピック種目にする理由がわからない

 

最大級に思うことはまずこれです。

オリンピック種目導入賛成派の方は何を以てしてオリンピック種目にしたいと言っているのでしょうか?その明確な理由が分からないし想像もつきません。

 

勘違いしてほしくないのは「e-sportsなんて遊んでるだけだからそんなものは認められない!」とは思っていません。多分反対派のひとの多くもそうなんじゃないかと思います(頭の固いおじいちゃんたちは知りませんけど)

 

e-sportsをオリンピック種目にすることによって、プレーヤーも増えたり認知度も増えたりするかもしれないですが、それが目的ならオリンピック賛成~という意見は筋がどうも通らない気がします。

世界中でe-sportsの大きな大会があって賞金も相当なものなのは存じ上げています。

しかしながら、オリンピック種目にする理由にはどうしても結び付かないのであります。

 

一方でチェスがオリンピック種目として採用されるのであるならば、e-sportsも可能性があって然るべきだともいえます。

ただ、私はチェスがオリンピック種目というのもよくわからないのでここは何とも言いがたいです。

 

2.プラットフォームの変化が著しい

 

現状、越えなければいけない問題として大きいポイントとしてこれが挙げられると思います。

例えば、テニスやサッカー、バレーボール。細かなルールの変更はあれど、何十年以上とコートの上、ピッチの上でやることに変わりはなく点を取り合うといったような大まかなゴールは変わっていません。

しかしe-sportsはその時々によってやるものが違ってしまう可能性は大いにあります。

ゲームという分野ですから、技術の進歩によってゲームの内容そのものも大きく変化したり、闘うゲームだって変わることもあります。

オリンピックは4年に1度であり、ゲーム産業のスピードを考えたら4年前とその4年後同じゲームでしょうか?同じようにする努力目標を掲げる必要はあるのかもしれませんが、現状は他の種目に比べて著しく劣っていると思います。

陸上競技で言えば、2016年の100mで9.12で金メダルの人と2020年に100mを9.15で金メダルの人に価値の差はとてつもないほどあるでしょうか?プラットフォームの固定がなければ2016年にパワプロで金メダルの人と2020年にウイイレで優勝した人を同列にしなければならない。としたら無理がありませんか?

陸上競技で言えば、100mとハンマー投げがごっちゃになっているようなものです。

これを解決しない限りはどんなに認知度が高まろうとも無理な話と私は思います。

 

 

以上二点をざっと挙げました。

先程も記述しましたが、私自身e-sports自体に嫌悪を抱いているとかそういうことはありませんし、むしろゲームは好きです。

ですが、オリンピック種目として採用するに値する意見を私は存じ上げないので、このようなことを書きました。正直、e-sportsをマインドスポーツと言うならば、先ずはボードゲームとかから出発するべきでは?と思います(ドミニオンとかカタンとか)

もちろん私の意見が100正しいとは限りませんから、もしe-sportsをオリンピックに!という意見をお持ちのかたで、私を完膚なきまでに論破してくださるかたがいらしたら、是非ご意見をください。

それでは

 

 

 

 

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