人鳥高速道路

こんにちは、ぼくです。

先日映画を観に行きました、ペンギン・ハイウェイという映画です。

原作は森見登美彦先生という方で、四畳半神話大系という作品を中学生のときに僕は物凄くツボを押されました。

ペンギン・ハイウェイ、どんなお話か…っていうのは観てない人はこの記事を見る前に是非観に行ってからこの記事を読んでください。

正直なお話、僕は全くといっていいほど前情報を入れずに観に行きました。森見登美彦が原作ってこといがい本当に知りませんでした。

先ず第一に思った感想は……

画郭が合ってないやんけ…

早速映画の内容と全然関係ない話で申し訳ないのですが、私は以前映画館でアルバイトをしていて、映写部門で働いていました。

所謂試写って言われる業務がありまして、映像の確認とか画郭とか音量についてチェックする仕事があるんです。

まあ基本的には社員さんがやるんですけども、一人でやるのは非常に大変なので、チェック係(社員さんだったりベテランのバイトの人とか)がシアターに入って、ほんで上の映写室で僕が映像と音をセットして指示があったら調整して…っていうのをしてました。

そんなもんで、一応そこらへんの部分をかじってたもんでなんとなくこういうことだ～みたいなのを覚えていったんですね。

まあここらへんの話は次回に詳しく話そうと思うんですけど、要するに画郭がチョット変だったんですね、まあでもこれはアニメ映画だとまああったりすることなんで一瞬で気にはなりませんでしたけども。

ほいで、本編なんですけども…

めっちゃおねショタじゃん！

多分593995492292989回くらい言われてるんだろうけど、開始三分でおねショタに興奮してシコり出してしまいました。

僕がお姉さんを見て思ったのは

「新田美波じゃんW」

我ながら鋭い観察眼です。

でも驚きました、アオヤマくんもお姉さんも(お姉さんは蒼井優だっけ？)演技上手かったですね、お姉さんの飄々とした感じのは自然で良かったと思います。

演技に詳しいわけじゃないんですけども、舞台俳優さんとかが声優にも向いてるのって、オーバーな演技とか大きな声って部分が大きいのかなって思ってて、逆に映画とかドラマの俳優さん女優さんがイマイチなのって、そういう演技の仕方じゃない、雰囲気とか表情すべてを使った演技をしてきたからなのかなあ、って思ってたんですけども蒼井優さんは良かったですね。

描写として、リアルな感じで良かったのはアオヤマ妹の子供っぽさは凄いリアルな感じですね、地味な所ですけどもこういうところすごい評価できます。

釘宮理恵さんの内田の演技も良かったですね、少年役やっぱ合うなあって本当に感心しました。一時代を築いた声優さんですが、ワンパターンなタイプではない演技派な能力の非常に高い声優さんなんだなと再認識しました。僕がこんなこと言ったら失礼ですけどね(

内容としてはSFってことなんですけども、中盤あたりまでSFという感じを醸し出さない感じはなるほどと思いました。急展開といえばそうなのかもしれないんですけど、そうは思わせないのはなるほどなあと。

ペンギン出現の謎、海の謎、お姉さん という三つの鍵が実はひとつの物語の錠前に通ずるというのは後半猛スピードで行く展開は凄いなあと思いました。ただ、お姉さんが海の見える町に行こうーーって行ったときは、少しあーこれなるほど って先読み出来ちゃったのは良くも悪くもかもしれないですね。

劇中一番笑ったのは、海の所で内田に海の水が向かっていく時に繰り出したお姉さんの全盛期イチローばりのレーザービームでした

あのスピードの水を追い越すのはイチローよりヤバイのでは()

後は所々森見登美彦みたいな哲学的みたいな部分は節々に感じたなあと思いました。

世界の果てっていうのは物凄く難しい題だなあっておもいます。

話のオチなんですけども、僕はちょっと複雑でした。ハッピーエンドといえるのか、お姉さんはどういうアレになって、なのか。

いろいろと終わってから考えるおわりかたかなあと思いました。

あと１つ気になったんですけど、劇中の電車、右側通行なのはなんの意図があるんですかね…？単に制作サイドのミスなのかなにか意味があるのか…勘ぐってしまいますね。

てかペンギン・ハイウェイなら近鉄じゃなくてJR東日本でやったらよかったのにね！ペンギン・ハイウェイSuicaとかやってほしかったなあ！w

ペンギン・ハイウェイ、おもしろかったです。ただ結構考えながら見るからそういうの好きならおすすめかなあ？パニック映画好きとしては終盤の海が街にﾄﾞﾊﾞｯﾊﾞ！の所が興奮って感じすねえ。

次回は画郭、いわゆるアス比とかの話でもしようと思います！では

君の視線はどこにあるか